タッチフットボールとは

女性でも、安全にアメリカンフットボールの面白さを体験できるチーム競技です。

「タッチフットボール」ってどういうスポーツなのですか?

タッチフットボールとは、アメリカンフットボールからタックルや防具を除いた6人制アメリカンフットボール

アメリカンフットボールを手軽に、安全に楽しむために生まれ、日本では1990年より前から行われていました。6人制の女子タッチフットボールは、1990年に慶應義塾大学環境情報学部の冨田勝教授が慶應にチームを作ったのが始まりです。

楕円形の「フットボール」を使ってプレイし、「タッチ」、つまり相手に両手で触れることで攻撃を止めることができるということで「タッチフットボール」(touch football)という競技名がつけられています。元々、アメリカンフットボールでは「タックル」をすることで攻撃を止めていますが、手軽さと安全性を高めた「タッチフットボール」が生まれ、アメリカンフットボールの本場である米国ではカレッジスポーツとして親しまれています。

まずは、タッチフットボールがどういうスポーツかイメージをつかんでいただくために、新歓用のビデオをご覧ください!3分ほどの映像ですが、試合風景がたくさんありますので、少し理解できるかと思います。一言で言うと、「楕円形のボールを使って、6対6で行う陣取りゲーム」であり「女性でも、安全にアメリカンフットボールの面白さを体験できるチーム競技」なのです。


タッチフットボールのルール

基本的にアメリカンフットボールのルールに準じています

基本

横40ヤード、縦80ヤードのフィールドをオフェンス6人、ディフェンス6人でプレーをします。オフェンスチームが4回の攻撃権を持ち、4回以内の攻撃で10ヤード以上前進したときに新たに4回の攻撃権を得られます。10ヤード前進できない場合やディフェンスチームにボールを捕られたとき(インターセプト)に攻守を交代します。

得点

相手エンドゾーンにボールを持ち込んだとき(タッチダウン)は6点獲得。
追加得点(トライフォーポイント)は、ゴールラインの3ヤード手前からプレーをして成功すれば1点、ゴールラインの8ヤード手前からプレーをして成功すれば2点が追加で獲得できます。

計時

1試合の試合時間は、大体1時間です。
クォーター制を採用し、8分が1クォーター。第2クォーターと第3クォーターの間にハーフタイムをはさみ、第4クォーターまでの合計得点を競います。
そのうち、前後半の最後(第2クォーターと第4クォーター)の最後の2分間は正式計時となり、ここだけ細かく計時が止まったり流れたりする場合があります。


ポジション

オフェンス、ディフェンスで合計8つのポジションの基本的な役目

OFFENCE 攻撃

クォーターバック(QB:Quarter Back)

ゲームメイクを考え、オフェンスの作戦を出す頭脳的な役割。Cからスナップされたボールを受け取り、投げたり走ったりします。

【メンバーからのポジション紹介】
『QBは最も難しいポジションと言われていて、まさにチームの司令塔。QBがミスすれば負けるし、チームを動かして勝たせることもできる。責任は大きいが、その分やりがいはある!自分が投げたボールを仲間がナイスキャッチした時の嬉しさはこの上ない!』
『QBの面白いところは綺麗にパスが投げられたときの気持ち良さ。難しいところはCがスナップしたあとにボールを投げやすい場所に手を当て、短時間でパスしなくてはいけないこと。』

センター(C:Center)

プレーの開始となる「スナップ」を正確にQBに出してから、コースに出てパスを捕ります。

【メンバーからのポジション紹介】
『正確にボールを後ろに投げてプレーをスタートさせる、とても大事な仕事があります。これをスナップといいます。スナップを出したらボールをキャッチすることもあるし、ブロックして仲間を守ることもあります。スナップは失敗するとチームの勢いが止まってしまうので、プレッシャーは感じています。』

ガード(G:Guard)

ディフェンスのラッシュ(主にDLやLB)からQBを守るためにブロックをします。コースに出て、パスを捕ることもあります。

【メンバーからのポジション紹介】
『QBをディフェンスから守りつつ、時にはレシーバーにもなる。器用さが必要だけど、美味しいポジション。』
『QBを相手フロントのプレッシャーから守るのが最大の役目。難しいのは、他のオフェンスのポジションと違い、ディフェンスに合わせて動くこと。しかし、自分よりも大きな相手や速い相手を止められたときのハマッた感は忘れられない。』
『QBの動きに合わせて、ディフェンスをブロックするのが難しいポジションです。』

ワイドレシーバー(WR:Wide Reciever)

<2人でパスコースに出て、パスを捕る。奥のゾーンへの長いパスを捕るのは主にこのポジション。ランプレイの場合は、ブロックをすることもあります。

【メンバーからのポジション紹介】
『WRの面白さはキャッチできたときの達成感。難しさは多くのパスコースを覚えることや、ロングパスをキャッチすること。』
『ロングパスが捕れるのはWRの特権で、捕れた時はみんなが一緒に喜んでくれるから嬉しい。難しさは、パスを捕る責任感。自分が落とせば前へは進めないという意識で一球一球大事にしたい。』

DEFENSE 守備

ディフェンスライン(DL:Defense Line)

QBを外に逃がさないように主に2人で囲みながら(コンティン)、プレッシャーを与えて意図通りのプレイをさせないようにする。

【メンバーからのポジション紹介】
『ディフェンスにおける特攻隊長!うまくいけば一瞬にして自分がプレイを終わらせることができる、隠れたBIGプレイポジション。』
『相手QBにランをされないように注意しながら、好きなタイミングでパスを通されないようにプレッシャーをかける。難しいのは、相手の動きへの反応が1秒でも遅れたらOFFの思い通りにされてしまうこと。しかし、プレッシャーでパスを潰せたときも勿論、QBサックをできた時の嬉しさは計りしれない。』

ラインバッカー(LB:Line Backer)

主に、アンダーゾーン(スクリメージラインから5ヤードまで)の派ズを守ります。また、QBにプレッシャーを与えるためにラッシュすることもあります。

【メンバーからのポジション紹介】
『LBはディフェンスのコントローラー。守備の真ん中に位置し、ランを止めたり、QBにプレッシャーをかけたり、パスを封じたり様々な役割を担う。自由に動き回れるポジションで、本能のままに動いてボールをインターセプトした時のゾクゾク感はクセになる…!笑』

コーナーバック(CB:Corner Back)

2人がパスコースに出る人をマークして、ヤードゲインに最小限に抑える役割を持ちます。

【メンバーからのポジション紹介】
『主にWR、Cのロングパス、アンダーパスに対してディフェンスしている。一発奥に投げられないようにしっかりディフェンスし、かつ、いつでも早く上がれるように準備を同時にしなくてはいけない視野の広さと 集中力を保つことが重要。インターセプトしてボールを奪回できた時は本当に面白い!』
『相手の予想外の動きに、いち早く反応するのが難しく、技量を求められるポジションです。』

セーフティ(S:Safety)

「最後の砦」として、広く視野を持ちながら奥のパスをケアします。

【メンバーからのポジション紹介】
『奥をケアしながらも正確に判断し、ボールと持った敵にタッチしたり、敵のボールを奪ったりします。(←インターセプトといいます、これができるとすごく嬉しいし、かっこいい!)』


1枚にまとめた、「タッチフットボールとは?」の解説シート

創部25周年を記念して作成した冊子の中で、「タッチフットボールとは?」を解説したページを作成しました。今後のタッチフットボールの普及を願い、PDFとして公開します。OGの素敵なイラストも入った解説シート、ご活用ください。
(コピーライトは慶應義塾大学女子タッチフットボールチーム ユニコーンズのものです。)